保育園では、緊急時に子どもの命を守るための、心肺蘇生法や止血法、また、感染症の予防等について、職員の勉強会を毎月おこなっています。              9月は、美浜消防署の方に来ていただき、心肺蘇生法や、AEDの使い方等の講習会をしていただきました。今回の講習会では、①倒れている人を見つけたら周囲の安全を確認し、声をかけ、反応をみる。反応がない場合、周りの人に(職場であれば、〇〇さんとしっかり個人名で)「119番通報お願いします」と的確に依頼する。②呼吸の確認をおこなう。肩・胸・腹部・足の全身を目で確認し、呼吸がなければ、ただちに「胸骨圧迫」、「人工呼吸」の心肺蘇生をおこなう。この2点をしっかり覚えてください。と講義のあとに、実際に人形を使用しての実技に入りました。胸骨圧迫の速さや強さ、腕の角度などをご指導いただき、胸骨圧迫は、1分間に100回のペースで救急車が到着するまで続けることが大切で、そのために周りの人との連携も大切であることなどをとてもわかりやすくお話をしていただき、職員は、緊張しながらも真剣に講義を聞き、実技では一つ一つの流れをしっかり頭に入れながら取り組んでいました。いざという時に落ち着いて対処できるよう今後も園での勉強会を続け、知識と技術を深めていきたいと思います。